猫又、化け猫、福猫、猫のフォークロア


by nekomanisto

日本最初の猫バカ

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『台風がきているんだってね。蒸し暑くてかったるくって仕様がない。』

日本で最初に猫バカぶりを後世に遺してしまったのは、宇多天皇らしい。
そう言ったら、助手が妙な顔をした。理由をきいたら、母方の先祖が遡って遡っていくと宇多天皇であるらしいのだという。「姓は源氏宇多天皇が後胤、」で始まるらしい。助手の母親もその先は忘れてしまっているらしいが、そこから延々と時代が下って助手に行き当たる。知らなかった、助手は皇族の出なのかときいたら、なんのことはない、殆どの日本人は遡れば必ずどこかの天皇にいきあたるようになっているということらしい。それがよりによって宇多天皇だというのが「なんか因縁を感じるなー」とぼやいていた。
ところで、この猫、当時猫といえば浅黒い猫ばかりであったのに対し(浅黒い?)墨のように真っ黒だったらしい。大きさは長さ1尺5寸、高さ6寸、背をそびやかすと高さは2尺ばかりにもなる、と書いてある。なんだかむちゃくちゃだ。長さ45.5㎝、高さ16㎝では、マンチカンじゃないか。それが背を伸ばすと50㎝を超える?ゴム製の人形じゃあるまいし…。いずれにしても、どちらかといえば小柄な猫であったことは確かなようだ。奈良時代に日本へ渡って来たらしい我々の先祖は、経典を守って日本へ渡って後、そのまま日本でくらすうち、故郷の唐の猫とは体格や体色のが異なってきていたのだろう。だから唐猫の姿が特別な姿として皇族はじめ貴族方にウケたものであるようだ。しかし、浅黒いってどんな色なんだ。もうちょっとちゃんと描写せんかい。
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by nekomanisto | 2005-07-26 23:45 | 伝承