猫又、化け猫、福猫、猫のフォークロア


by nekomanisto

カテゴリ:仮説( 2 )

仮説途中のメモがき

一般的に 猫が日本にやってきたのは仏教の伝来と共に、経典と抱き合わせで(?)ということになっているが、貝塚からの猫の骨の出土、それ以前に「ヤマネコ」の存在が日本(ツシマ・イリオモテジマなど南の島嶼部を除く)にはなかったこと から考えると縄文~弥生時代、大和朝廷建国以前にどこかからやってきていた可能性が否定できない と 考える。

しかし なんで南の島嶼部以北でヤマネコが絶滅したのだろう?
絶滅するにはそれなりの 生存できない理由があったと思うのだけれど。

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by nekomanisto | 2005-08-11 13:39 | 仮説

はじめの仮説

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どうも。あるじのかーです。

ある日、眠っている僕の横顔を覗き込んだ助手のキョーコが申しました。
「こうやってみると、猫の顔って、お稲荷さんに似ている。
そもそも、お稲荷さんのお面とかって、全然ホンモノの狐に似てないよね。あれ、実は猫だったんじゃないかなぁ。」
キョーコは当然そのときあてずっぽうにそう言ったのですが、我々猫族が、日本人の皆さんに一般的に姿を知られるようになったのは、江戸時代中期のころだと推定されます。それまでは、特権階級の人々が繋いで室内飼いにしていたということですから、繋がれていた我々の祖先が、何かの拍子に桎梏を解かれ、あるいは脱走して屋外へ出て行ったなら、人々が「少し様子の違う狐」(若しくは狸)と誤認した可能性はあります。だから、その可能性、お稲荷さんの正体は猫、という仮説は有効ではないか、とキョーコに教えてやりました。
すると、重ねて
「じゃぁ、所謂モノノケの類のいくつかも、猫を知らないヒトが遭遇した猫だった可能性があるね」
とキョーコが言い出しました。暗闇で光る目、ヒトのような唸り声、女性の叫び声のようなシーズンの声、猫を知らなければ、恐ろしいバケモノでしかない。
少々失礼な言い草だとは思いましたが、少々の暗さでもうものが見えず、耳も鼻も鈍い人間族にとっては、無理からぬことかもしれません。我々を猫と認識して尚、我々には怪談・奇談の類が後をたたないのですから。
そこで、このふたつの仮説を軸に、それを検証すべく、我々猫族にまつわる伝承を調査していこうと思います。
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by nekomanisto | 2005-07-11 01:08 | 仮説